ベトナムの石炭、原油の輸入はエネルギー需要の増加で急増

Dung Quat製油所は、ベトナムの中央クアンガイ省で2009年2月22日に見られます。Photo：Reuters

ベトナムの石炭と原油の輸入は今年の最初の10か月で急増し、火曜日に発表された政府のデータは、東南アジアの急成長経済を支える輸入エネルギーへの依存の高まりを強調しました。

ベトナムは、堅調な輸出と外国投資に支えられて、アジアで最も急成長している経済国の1つです。今年の経済成長率は、中国が米中貿易戦争の恩恵を受けているため、政府の目標範囲である6.6％〜6.8％を超えると予想されます。

強い成長は石炭の需要を押し上げました。税関局は声明で、1月から10月にかけてのオーストラリアとインドネシアからの商品の輸入は、前年の2倍以上の3680万トンに達し、32億5000万ドルに達したと述べた。

輸入された石炭は、主に国内で成長している石炭火力発電所に使用されます。これは、ハノイが再生可能エネルギーを促進しているにもかかわらず、今後数年間は発電ミックスで重要な役割を果たします。

同国の原油輸入量は、同期間中に前年比80.6％増加して680万トンに達しました。

かつてベトナムの重要な輸出国であったこの国の原油生産量は、その埋蔵量が既存の分野で減少するため、最近減少しています。

政府のデータによると、今年の最初の10か月間の原油生産量は、前年比7.2％減少して930万トンになりました。一方、石炭生産量は10.5％増加して3790万トンになりました。

産業貿易省は、7月にベトナムが2021年からの深刻な電力不足に対処すると述べた。電力需要は2021年に66億キロワット時（kWh）、2023年に150億kWhを超えると予想される。

ベトナムは、2016年から2030年の間に年間発電能力を10％拡大するために、平均で年間67億ドルが必要になると同省は述べた。

火曜日の税関データはまた、ベトナムが今年の最初の10ヶ月間に90億1000万ドルの貿易黒字を記録し、前年の72億4000万ドルの黒字から拡大したことを示した。

ロイター